2023/09/23 15:58



ノーカラージャケット(カラーレスジャケット)は1960年代、ビートルズがステージ用衣装として愛用していたことで注目をされるも、男性は男性らしく立体感で体の厚みを出す事が主体であったこともあってか珍しく、ノーカラーデザインの中でも丸首はアーティスティックなデザインのように見られた。

現代ではナチュラルでリラックスやシルエットのトレンド化、ジェンダーレスやダイバーシティが進み、メンズウェアがレディースウェアのデザインや要素を加えたものも多くみられるようになり、ノーカラージャケットのセットアップもユニセックスなサイズ展開として見られるようになった。

今回フォーカスするのはイギリスリントン社の生地を用いたツイードジャケット。
スパンコールが煌めく程よい打ち込みの中肉のツイードは白とブルーの色見、肩パッドはなしでリラクシーに。
両袖に大き目の釦を1つずつ配しているものの、前身頃のボタンはなしです。ボタンがあるとちょうどいいウエスト位置はここ!って決まってしまうので、あえてなくすことで体型差に縛られず着てもらいたく、このようなデザインにしました。


セットアップとしてパンツの展開もあり、インナーにはモックネックやスカーフシャツなんかフォーマルさに少し抜けた感じも良いが、
気分としては古着の色落ちしたリーバイスのジーンズとさらっと合わせて着たい。上からベルトをぎゅっと締めても洒脱かも。
サングラスも欲しくなっちゃう。そうなるとさらっと、というよりちょっと気取った感じかな。。とにかくいろんな気分に合わせて着用してもらえます。